C o n t e n t s 教員×学生 座談会 なぜ、今 文学部で学ぶのか? 学生インタビュー わたしたちが文学部で学んでいること。 教員からのメッセージ 各分野のプロたちが考える、文学部の学びの本質。
学 部 長 M e s s a g e 成長する実感を、法政大学文学部で 急速に進む技術の革新と国際情勢の変化によって、私たちは予測不可能な時代に直面しています。そのような時代に求められるのは、大量な情報を適切に分析し判断する知性、他者を理解し異なる文化を尊重できる人間性、困難に負けず新たな価値を生みだす実践的な創造力です。大学での学習とは、まさにこれらの資質・能力を身につける過程にほかなりません。 文学部の六つの学科は、それぞれ高度で専門的なカリキュラムをもち、学生の知性を絶えず刺激します。そして、文学部の学びの対象は、人と文化の本質です。その奥深さと多様性を理解するため、文学部では一五〇に及ぶ専門科目を、学科の枠を超えて履修可能としています。さらに、卒業論文とゼミナールを必修科目と位置づけ、切磋琢磨しながら、自らの力で研究を完成させることを重視しています。 文学部の教員は各領域で最先端をゆく研究者です。教員一人一人が学生の伴走者となり、責任をもって四年間の学びを支援します。さあ、皆さんも法政大学文学部で、自分が成長する過程を実感してみませんか。 学部長 小秋元 段 1922 年の文学科・哲学科設置に始まる法政大学文学部。夏目漱石に学んだ野上豊一郎、内田百閒、和辻哲郎ら、時代を牽引する知識人が教鞭を執り、自由闊達な学風をつくりあげました。以来95 年余、ユニークな視点で知を磨き高め合う伝統は今も受け継がれています。